もがいて、あがいて、生きてる
コタの死をどうしても受け入れられなくて、あんまりにも怖くて、どうしようもなくて、あれからずっと起きたことを分離し、こたが生きていたことすら閉じ込めて、生ぬるいファンタジーの中にうずくまってた。
なのに、気仙沼は鎮魂の聖地のようで、恐山は天国のようで。
ぶっ壊れて、鼻水垂らしてがんがん泣いた。
なんでこたは死んだんだ。返してくれ。
会いたい、触りたい。
なんにもいらないから、お願いだから。
ゆるせない、ゆるさない。
どろどろに溜まってた憎しみも、怒りも、悲しみも、
自分でもびっくりするくらい泣きまくって荒くれた後に現れたのは
こんなにもこたを愛してるんだ。
わたしはこれからも生きていくんだ。
大きなものにたっぷりと愛されてる。
なんて幸せなんだろう。
なんにも怖くない。
旅が後半にいくにつれ、体は疲れていく。
でも感覚はどんどん開いて、いいことも悪いことも(止まってるバ
エゴにまみれてる自分も、みっともない自分も、甘ったれで弱い自分も、嫌すぎて全部見ないで、かっこつけて、理屈をつけて、
そんなわたしの内側、周りの人にはお見通しだったんだろうな。
もういいです。
お手上げです。
ありのままの自分をガン見したい。
未完成で、もがいてあがいて生きてるわたし。
そんなわたしがいまここにいることにも、
愛も闇も同じ。
何もかも、生も死も、ただある。
全ては繋がっていて、ただ起こる。
最高の10日間だったなぁ。
人生そのものをクレイジーなスピリチュアルジャーニーとして生き
あぁ、普通からますますどんどん外れてく。
(普通を意識してる、人の目を気にしてる自分をガン見して爆破 笑!)
もういいや。
うん、いけるところまで行ってみよう。