こた、ありがとう。愛してる。

2020年12月14日。

息子であり魂の師匠であるコタが、亡くなりました。

あまりに突然のことに、起きていることが理解できず、もがき、苦しみ、のたうち回りながら、何故なのか、どうしてなのかと問い続ける日々。

日常は日常で無くなり、当たり前は当たり前ではなくなり、未来は過去の延長ではなくなりました。

 

伸び盛りの細い体をハグしたり、汗ばんだ手を握ったり、日なたのような頭のにおいをかいだり、ちょっと高い独特の声やはにかんだ笑顔の可愛さに癒されたり、お互いに腹が立ってけんかしたり。もうできない。二度と触れない。絶望。

 

まさかこんなことになるなら、と渦のように湧く苦い後悔、強烈な喪失感と寂しさで、いまも痛みと共に過ごしています。

 

 

でも、いま、記したいことは、伝えたいことはそういうことではなくて。

 

 

いまのこの強烈な体験、痛みから、何とか呼吸を整えて一歩でも外に出てみると、そこには変わらない、コタと私の深いつながりがあります。

肉体が無くなり、スペースはリニューアルされたけれど、そこには「まぁ、ママなら大丈夫っしょ、がんばれ」とにやにや笑っている、私への大きな、本当に大きな愛と信頼のあるコタがいるように感じます。この体験をわたしがどう受け止めていくのかを、楽しみに見守ってる。そんな感じ。

 

だから、わたしはこの体験をまっすぐに受け止めて、しっかりと味わいながら、先に進みます。いつかわたしにも訪れる、体から魂が離れるその日まで、ただありのままに生きていきます。

 

それがコタへの、私自身への愛であり、信頼だから。

 

 コタが去った12月14日は新月で、今夜はあれから8回目の新月

この8か月、苦しみの底にいながらも、感じ続けている“愛”と“光”、“癒し”と“赦し”。

これが、私のキーワード。

 

コタは私の息子であり、魂の師匠であり、さらには宇宙的な、ちょっとした神さまみたいな、そんな存在なのだと感じて、「ありがとう」しか出てこない。

そして、きっとすべての人は宇宙で、ちょっとした神さまなんだと思う。

 

 

コタ。

そうげん、こだちゃん、ふーちゃん。

ありがとう。大好き。愛してる。